梅小路鳥の扉日記

2020年7月16日木曜日

PDF句稿「十王抄」

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【PDF句稿のお知らせ】 愛妻のサキと京都の六道珍皇寺の「夏季ゑんま詣特別寺宝展」というのに行ってきました。十王図とかあったので昔書いた十王の句を探したらあったので、PDFにしてみました。グーグルドライブからで、リンクはこれね。 「十王抄」 https://drive.goog...
2018年1月27日土曜日

『永遠集』山田露結句集 を読みました

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 俳句にはいつも「秀句」とは何かという問題がつきまとう。  ここで「つきまとう」という修辞を選ぶのは適切だろうか。「という問題が含まれている」とか、「(作句するものには)指の先端にまで無意識にそれが伝搬する」とかの方がいいだろうか。  作句するときは秀句云々など意識せず、おも...
2017年3月15日水曜日

【俳句】句集「雲中飛行」正岡豊

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◇  1  ◇ きりぎりす姉はななめに部屋に寝る 大人はみな人さらいヘルダーリンの街 父を今十字架がやってきてしばる 象一頭お前から出て星空へ 初雪をケンタウロスとなりて受く フロイトのひげや窓には窓の雪 匂うかも知れず酢卵飲まされて 強...
2016年11月24日木曜日

スティーブ・ジョブズ対千昌夫  岡村知昭句集『然るべく』について

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千昌夫いない枯野の快晴よ    岡村知昭句集『然るべく』より 郷ひろみとは名付けずに雪達磨  いつ知り合いになったのかわからないが気が付くと各種の短歌俳句の集まりで気軽に話をするようになっていた、岡村知昭さんが句集を出した。これ以前に『俳コレ』に100句をまとめたものが...
2015年8月17日月曜日

オルガンと手風琴-「オルガン」2号の感想

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   俳句同人誌「オルガン」2号をおもしろいなと思って読み、少し感想が書きたくなった。  なので自分のブログに少し書いてみることにする。  「オルガン」は生駒大祐・田島健一・鴇田智哉・宮本佳世乃の四人の同人誌で、この号はほかに福田若之がゲストとして座談会に参加している...
2015年7月25日土曜日

『ぼくの短歌ノート』(穂村弘 著)の感想

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 この頃よく桜田淳子のことを考えたりする。  歌手の桜田淳子のことである。  デビュー曲が『私の青い鳥』である。  「ようこそここへ クッククック   私の青い鳥   恋をしたこころにとまります」  という歌詞ではじまる。このころの歌い手というのは、一体誰、あるい...
2015年5月12日火曜日

安田直彦『ザオリク』について

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 安田さんのことはほとんど何も知らない。ツイッターで、私が何か書くと、早いタイミングでお気に入りによく入れてくれること。平井弘や村木道彦をよく読んでいるらしいこと、数年前まで早稲田短歌会にいて、今は自分で人を集めて歌会をやっているらしいこと。あ、独身男性だと思ってるけど、これは確...
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正岡豊
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